「またですかあ?」というのが第一印象でした!
我が家の次男・次女が揃って風邪気味のため、熱はないけどとりあえず病院行ってみようか!くらいで受診したところ・・・・
医師:「ああ、結構喉が赤いですね。溶連菌の検査をしておきましょう」
私:「へ?溶連菌?」
10分後
医師「あっ、溶連菌出てますね」
私:「またですかあ?この前かかったばかりです!」
こんな会話の中溶連菌感染が確定した二人は、抗生剤を処方されて帰りました。
何とも溶連菌に弱い我が家の子供たち。今年に入ってもう3度目の感染です。
こんなに頻繁に感染する子供っているのかしら?
憎き溶連菌に迫ります!!
溶連菌にかかった子供の症状は?
溶連菌感染症とは、正式には「A群β溶血性連鎖球菌」による感染症のことを言います。
主に喉に感染して、咽頭炎や扁桃炎、猩紅熱(小さく紅い発疹を伴う)といった病気を引き起こします。
代表的な症状としては、高熱と喉の痛みがりますが、その他にも体や手足に死いさくて紅い発疹が出たり、下にイチゴのようなつぶつぶができたりします(イチゴ舌)。
ただ、我が家の子供たちの場合、イチゴ舌や発疹はみられていないので、必ずしもこうした症状が出るわけではないですね。
それから、私は「溶連菌=喉の痛み」と思い込んでいたのですが(過去に自分が感染したため)、溶連菌の症状には吐き気もあるそうです。
実際、我が家の子供たちは前日から「気持ち悪い~」と言ってましたもの。
あと溶連菌感染の流行る時期ですが、のどは12~3月に、皮膚は7~9月に多い傾向があるそうです。
とは言っても、うちの場合は9月に喉が真っ赤で診断されたことがありますから、1年中気をつけないといけないってことでしょうね。
溶連菌感染と診断されたら、処方された抗生剤を決められた日数飲みきって菌を退治することが重要です。
子供の溶連菌は繰り返すのかな?
はい!繰り返します!
これ私断言できます。だって、我が家の子供たちは年に2~3回感染してますからね。
A群β溶血性連鎖球菌にはタイプがいくつかあるそうなんです。
私思わずお医者さんに聞いてしまいましたもの。
「前回の溶連菌が治りきっていなかったんでしょうか?」って。
そうしたら、「いえ、違うタイプの溶連菌にまた感染したのでしょう」とあっさり言われてしまいました。
私も経験したことがあるので溶連菌感染症の喉の痛みはわかります。
あんな痛い思いを何度もするのは本当に可哀想です。感染を繰り返す理由ってあるのかしら?と思って調べてみたらやはりあるようですね。
その理由とは・・・・
①溶連菌は数種類いるために、一度治っても違う種類の菌に感染する。
②溶連菌は免疫ができにくい。
③抗生剤を最後まで飲みきっていない。このため、菌が残っていてまた再発症する。
④家族に保菌者がいて、感染する。菌を持っていても症状が出ない人もいます。
⑤薬がきいていないことがある。
⑥子供の行動。物や手をよく舐める。口を開けている。
我が家でも当てはまることがあるなあ、と思いましたよ。普段口をぽかんと開けていることが多いかも・・・・。
それから、薬が効かないことがある、というのも当てはまっていました。
次男ですが、1回目の薬を飲みきってすぐにまた発症したので、2回目の時は違う薬を出してくれてその時は良くなりましたよ。
溶連菌に気づかないで生活したら?
溶連菌感染症の症状は、風邪の症状とよく似ているため感染に気づかないこともあるそうです。また、感染していても発症しない場合もあるみたいです。
ただ、溶連菌感染症は心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱や、急性糸球体腎炎といった合併症につながることもあるので、喉の痛みが酷かったり舌にブツブツがあるな、と少しでも普段と違っていたら受診することをおすすめします。
また、溶連菌はくしゃみなどの飛沫感染で広がりますので、家族の中で一人感染したら他の家族にうつる可能性が高いです。いつも一緒に遊んでいる兄弟は特に感染の可能性がありますから、症状が出ていなくても検査をしておくと安心かもしれませんね。
まとめ
我が家では「溶連(ようれん)さま」などと皮肉って呼んでいる溶連菌。とてもやっかいな病気です。
予防するワクチンがない今、感染しないためには「手洗い・うがい」をしっかりするしかないそうです。
子供も大人も手洗い・うがいを徹底してこれからの季節を乗り切っていきたいものですね。
こちらも一緒に読んでみてください ⇒溶連菌って大人もかかるの?その症状は?