こんにちは。しいままです。
起立性調節障害と診断された娘が中学生になった話の続きです。
おさらいになりますが、6年生の時に娘が「起立性調節障害」という病気だと診断された話はこちらです。
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起立性調節障害子供の症状!我が娘の場合
現在は中学2年生になった娘ですが、去年一年間は娘の担任や学校との戦い(!)でした。
「起立性調節障害」という病気が、まだまだ知られていないんだな〜と改めて思い知らされることにもなりました。
担任との関わり
6年生の2月に行われた中学校説明会で、当時の校長・教頭と面談し娘の病気について話し、了解した、と言ってもらって安心していた私たち親子でしたが、いざ入学してみると、校長・教頭ともに変わっていてまた一から説明しなければいけない状況でした。
それでも引き継ぎがなされていればまだ良かったのですが、それさえされていなかったのです。
当然、担任を決める際に娘の病気が考慮されているわけもなかったのでしょうね。
娘の担任は、担任を初めて受け持つ若い男の教師で、「起立性調節障害」という病気のことを知りませんでした。
正直なところ、娘は担任の先生が嫌いでした。
その先生が悪い先生か、といえば違うと思うのですが、おそらく、娘と相性が悪かったんだと思います。
そうなるとお互い不幸だなあ、って思わずにいられませんよね。
少しのことで叱られ、それに娘は反抗する・・・
そんなことが何度もありました。
親の立場で学校との関わり
私は娘の話を一方的に信じることはしませんが、それがどうしてもおかしい!と思う時は担任や学年主任の先生に何度も電話をして話をしました。
病気に伴って出てくる身体上の症状を理解されず困っている時も直接話し改善してもらうことができました。
親の中には、学校に苦情(?)の電話なんかしたら内申書に響くのではないか?
と心配される方もいると思いますが、自分の子供が辛い目にあっているのにためらっている暇はないのではないでしょうか。
娘は中学生になっても、小学校の時に「起立性調節障害」と診断してくれた女医さんの所に通院しています。
小学校に比べると、時間的に余裕がないので月に1回のペースでは通えなくなりましたが、1ヶ月半〜2ヶ月にいっぺんの割合で通っています。
その女医さんは、学校側があまり理解を示してくれないようであれば、「診断書」を提出しておくと良いですよ。
とアドバイスしてくれました。
なので早速診断書を作成してもらって学校に提出したのです。
中学生になった娘の症状
病気を発症した当初の娘の身体的な症状は、
腹痛
頭痛
立ちくらみ
吐き気
でした。
中学生になってからは、上記の症状にプラスして
明るさに耐えられない(まぶしい)
音がうるさい
生理痛がひどい
という症状が追加になりました。
眩しさに関しては、かかりつけの女医さんに眼科を受診することを勧められたので、眼科を受診し、瞳孔を開く検査をしました。
・・・が・・・
結果は異常なし。
う〜ん、これには困りますが自律神経の病気だから仕方ないんでしょうね。
また、生理痛がひどいことに関しては婦人科受診を勧められたので、こちらも婦人科を受診しました。
エコーをかけて検査をしましたが、こちらも子宮内は正常のようでした。
ただし、こちらは体質改善の漢方薬を処方してくれたので飲むことにしました。
「起立性調節障害は身体の病気で心の病気ではないんです。」と初めて診断された時に女医さんが言っていました。
とは言え、強いストレスとともに症状は悪化していきます。
身体の病気ではあるけれど、ストレスと非常に密接な関係があるんじゃないかと考えています。
まとめ
相性の良くない担任との生活は、娘にとって快適なものではなかったようです。
私から見ておかしいな、と思ったことは遠慮なく学校に問い合わせをして、その都度解決していきました。
娘の身体的症状は、
眩しさ
音に敏感
生理痛
が加わりました。
専門の病院で検査をしたものの、特に異常がなく様子をみるしかありません。
発病当初に比べ、成長とともに感情のコントロールがずいぶんできるようになってきたものの、やはりまだまだ厳しいことも多々あります。
これから先、症状がどのように変化していくのか、こればかりはその時になってみないとわかりません。
もちろん不安はありますが、これまでも何とか乗り越えてきました。
これ以上悪くなることはないだろう・・・と結構楽観的に考えている私がいます。
病気のせいで楽しいことがない中学生生活は絶対に送らせたくないので、これからもできる限り応援していきたいと思っています。