こんにちは。しいままです。
先日長女の中学の入学式がありました。
入学式は午後からだったのですが、私朝から頭痛がひどくておまけに寒気が・・・。
ちょっと、ちょっと、なんでよりによってこんな日に!
こんな症状を聞くと「風邪?」って思われがちですが、私の場合、何度か同じようなことを経験していて
「あっ、また体温が低いな」ってわかっちゃいました。
体温を測ってみると案の定35.1℃・・・・
あちゃ~
低体温ですね。
「ストレス」は、低体温の原因の1つだと言われています。
起立性調節障害で通院している娘の中学入学にあたり、確かにいろいろな不安がありますが、何も入学式当日に低体温にならなくてもいいのに・・・・
このところ何かと忙しく、自分の体に無頓着になっていたことを反省しつつ低体温にならないためにはどうしたらいいのかを考えてみたいと思います。
Contents
低体温とは?
一般的に36度未満の体温のことを「低体温」と呼ぶようです。
冷えや低体温に関する著書の多いイシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、低体温とは内臓等の深部体温が下がった状態を指し、手足が冷える“冷え性”と違って、自覚できる症状がほとんどないのだとか。(出典:R25)
しかし、低体温が身体に与える影響はかなり深刻です。
体温が下がると白血球の働きが低下し、1度下がるごとに人間の免疫力は約30%落ちます。このため、風邪を引きやすくなりますし、回復も遅くなる。また、血流が悪くなり、基礎代謝が低下することで、乾燥肌やむくみの原因にもなりやすい。一番怖いのはがんにかかりやすくなること。がん細胞は体温が35度台の時に増殖しやすいのです。(出典:R25)
低体温時の私のひどい頭痛は、血流の悪さが原因だと考えられますよね。
低体温の原因には、
・筋肉量の減少
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・ストレス
などがあると言われています。
次の章からは低体温になりにくくする対策を見ていきたいと思います。
体温改善には筋力をつける
低体温の大きな原因のひとつに「筋肉量の減少」があげられます。
現代は、交通機関が発達し、身の回りには便利な家電が溢れかえっています。
車で移動することも多く、日常生活における運動量が極端に減っているのが現実です。
また、パソコンがあれば完結してしまうことも多くなり、仕事もデスクワークにつく人が多いですよね。
身体を動かす機会が減れば、筋肉を動かすことも減ってしまいます。
筋肉は体内の熱の約4割を生み出す、体温維持に欠かすことのできない器官です。
ですから「筋肉をつけること」が重要になってくるのです。
そして、全身の筋肉の約75%が下半身に集まっていることから、ウォーキング、ランニング、スクワットなどで太ももやおしりの筋肉を意識的に鍛えるといいです。
中でも、スクワットは、ふくらはぎに太もも、そして腰の筋肉を一度に鍛えることができるのでオススメです。
低体温改善のために食生活の見直し
現代は、スーパーに行けば季節に関係なくあらゆる食べ物が手に入りますよね。
冬に夏が旬の食べ物を食べることもあるし、その逆も又然り。
夏の食べ物は熱を冷ます作用を持つものが多いのに、それを冬に食べるということは寒い冬に輪をかけて身体を冷やし低体温につながってしまいます。
暖房がきいて部屋が暖かいからと言って、冷たいものを食べたり飲んだりし過ぎると身体が冷えてしまいこれまた低体温につながります。
私が食生活において、低体温対策として心がけていることは、
・緑茶とコーヒーは体を冷やすので飲み過ぎないようにし、ほうじ茶や生姜を入れた紅茶を飲むようにしている。
・魚だけでなく肉も適宜食べるようにしている。良質のたんぱく質の摂取も筋肉には必要。
・生野菜は身体を冷やすと言われているので、温野菜にして食べている。
・生姜など身体を温める効果のある食品を積極的に摂るようにしている。
・白砂糖は身体を冷やすので、きび砂糖を使っている。
・栄養バランスを考えた食事を摂ることで、免疫力や基礎代謝力をアップさせるようにしている。
・甘い物や冷たいものを摂り過ぎないようにしている。
そうは言っても、あまりストイックにしてしまうと今度はストレスになりますので、気をつけて生活をしていく、という気持ちが大切かなと思います。
低体温にならないためには睡眠をしっかりとる
近頃は、寝不足の人が増えていると聞きます。
「早寝早起き」が理想なのはわかりきっていますが、主婦はなかなか早く寝ることはできませんよね。
子供や旦那さんのことで夜遅くまで起きていなければならないことも多いでしょう。
しかし、睡眠不足や睡眠のリズムの乱れは、自律神経のバランスを崩すことにつながってしまいます。
私たち人間の体は、「交感神経」と「副交感神経」という二つの自律神経が交互に体を支配することでバランスをとっています。
たとえば、働いているときや運動をしているときなど、アグレッシブに活動しているとき、体は交感神経の支配下にあります。逆に、寝ているときやリラックスしているときは、副交感神経が支配しています。そして、私たちの体をさまざまな病気から守ってくれている免疫システムも、この自律神経のバランスのもとで機能するようにプログラムされているのです。
参考:『体温を上げると健康になる』 齋藤正嗣著
自律神経のバランスが崩れると、血流の流れが悪くなり、血流障害から低体温になります。
私たちにとっての理想の睡眠時間と質の良い睡眠についてはこちらの記事も参考にしていただきたいのですが、しっかりとした睡眠をとることができるように心がけたいものですね。
低体温にならないためにはストレスをためない
現代社会は「ストレス社会」とも言われているように、私たちは日々たくさんのストレスを感じながら生活していますよね。
そうしたストレスに対処して身体を健康に保つための機能として私たちの身体には自律神経のバランスが備わっています。
でも、大きなストレスが長時間続いたりすると交感神経または副交感神経が過剰に緊張し、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
そして低体温になってしまうのです。
今回私がひどい低体温になったのは、
・娘の入学に対する不安が自分で自覚している以上のものだったこと。(ストレス)
・4月に異動した旦那さんの帰りが毎晩遅く、連日かなりの寝不足だったこと。(寝不足)
が重なったからではないかと考えます。
ストレスは溜めずに適当に発散しないとダメですね。
低体温、その他に気をつけたいこと
その他、低体温にならならいために気をつけたい、と思っていることです。
・毎日湯船につかる。
私は冬は30分くらい、夏でも毎晩10分くらい湯船につかっています。リラックスできるし血行が良くなりますよね。
・身体を締め付ける下着や衣類は出来る限り着用しない。
血行が悪くなると低体温につながりますので注意しています。
私が低体温でひどく頭が痛い時は、少しぬるめのお風呂に入ります。
そうすることで血行が良くなるためか頭痛はだいぶやわらぎます。
今回もそうして、お風呂から出た後生姜入りの紅茶を飲んで娘の入学式に出かけました。
まとめ
36度未満の体温のことを「低体温」と呼ぶようです。
内臓等の深部体温が下がった状態を指し、手足が冷える“冷え性”と違って、自覚できる症状がほとんどないものの、免疫力が低下し風邪を引きやすくなったり、血流が悪くなり基礎代謝が低下します。
低体温の原因として考えられているものは、
・筋肉量の減少
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・ストレス
などです。
低体温で一番怖いのはがんにかかりやすくなることです。
そんな深刻な低体温を改善するにはどうしたらいいのかと言えば、
筋力をつける
便利な世の中になったのと引き換えに私たちの身体の筋肉量は減少しています。
筋肉は体内の熱の約4割を生み出す、体温維持に欠かすことのできない器官です。
スクワットは、ふくらはぎに太もも、そして腰の筋肉を一度に鍛えることができるので意識的にやることで筋肉を鍛えることができます。
食生活の改善
・身体を冷やす食べ物や飲み物を摂り過ぎないようにする。
・良質のたんぱく質をとる。
・生野菜より温野菜を食べる。
・生姜など身体を温める効果のある食品をとる。
・栄養バランスを考えた食事をとる。
睡眠をしっかりとる
睡眠不足や睡眠のリズムの乱れは自律神経のバランスを崩し低体温につながる。
ストレスをためない
大きなストレスが長時間続いたりすると交感神経または副交感神経が過剰に緊張し、自律神経のバランスが崩れて低体温につながる。
ちょっとしたお買い物は車で行かないで歩いて行く、ちょっと甘いものは控えてみる、寝れる時は寝てしまう、ストレスは適度に発散する・・・・・
低体温はすぐに改善されるものではありませんので、少しずつできることからやってみてはどうかと思います。