こんにちは。しいままです。

 

お子さんの身長が低くて悩んでいる、っていう人いませんか?

 

実は私悩んでいます。

 

私には中学生年子の息子(兄)と娘(妹)がいるのですが、兄より妹のほうが背が高いんです。

 

娘が小学4年生の時に背の高さが逆転し、そのまま現在に至っているというわけです。

 

小学生の頃は、それほど気にしていなかった息子も、やはり中学2年生ともなると気にしているようです。

 

「あれ?妹のほうが背が高いの?」とか「どっちが上なの?」という心ない他人の一言に傷ついている姿を見るのは親としては結構辛いです。

 

旦那さんの身長は165cm、私は158cmと身長の高い家系ではないので、遺伝的に言えばそれほど大きくなるとは思えません。

 

でも、遺伝だから仕方ない、で済ませられませんよ。

 

そこで今日は、子供の身長を伸ばすにはどうしたらいいのか?を考えてみたいと思います。

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身長って遺伝で決まっちゃうの?

 

100%両親の身長が遺伝することを前提として、子供の身長を予測することができる面白い計算式があります。

 

男の子は(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2
女の子は(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2
参考:カシオ

 

例えば、我家の場合、父親の身長が165cm、私の身長が158cmなので、息子だと170cm、娘だと157cmというのが予測身長になります。

 

え~?低いよ!

 

もっと身長高くしてあげたいよ!というのが私の思いです。

 

現在息子の身長は153cm。

 

文部科学省の公表している「平成27年度学校保健統計 調査結果」によると、13歳(中学2年生)の身長(平均値)は159.8cm。

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やはり我が息子は平均より小さいですね~。

 

もちろん身長がすべてではありませんが、背が低いことにコンプレックスを抱いてしまい自分に自信が持てなくなってしまうなら、背が高いに越したことはありませんよね。

 

最近始まったドラマで、嵐の大野智さんが演じるホテルの社長も低身長のコンプレックスから、ライバルの高身長のイケメン社長になんとか勝ちたいって思う設定なんですよね。

 

もし身長に関して遺伝が全てだったら諦めるしかないのでしょうが、ありがたいことに遺伝の影響は25%ぐらいと言われています。

 

実際に、長身で有名な俳優の阿部寛さんは、ご両親の身長は160cmに満たないそうですが、ご本人は190cm近くあります。

 

女性の例をあげると、元バレーボール日本代表の益子直美さんもその一人です。

 

このように、遺伝の影響が25%だとすると残りの75%は他の要因に左右されるということになります。

 

神戸にある「ぬかたクリニック」の院長、額田医師によると、「身長というものは親からの遺伝だけで決まるものではなく生活環境によっても大きく左右されるもの」だと言っています。

 

ぬかたクリニックは、低身長治療専門医院。

院長の額田成(ぬかたおさむ)医師は、日本テレビ系列「特命リサーチ200X Ⅱ」などテレビ出演も多数あり。

著書である『子どもの身長を伸ばすためにできること』は13万部を超えるロングセラーになっている。

 

 

身長は遺伝だけでなく、生まれてからの環境による影響が非常に大きいものなのです。

 

 

では身長の伸びを左右する後天的な要因とは一体何なのでしょうか?

 

先に述べた額田医師によるとそれは

・食事
・睡眠
・運動

 

だということです。

 

栄養バランスよく食べ、しっかり体を動かし、よく眠る。

 

どれも当たり前のことなのですが、今の子供たちを取り巻く環境ではなかなか難しいかな、というのが正直なところです。

 

次の章からは、「食事」・「運動」・「睡眠」、この3大要素について詳しく見ていきたいと思います。

 

 

身長を伸ばす3大要素~バランスの良い食事

 

「牛乳をたくさん飲むと背が伸びる」ってよく聞きますよね。

 

でも、残念ながらこれは事実ではないようです。

 

牛乳に含まれるカルシウムが骨に与える影響は「骨を強くする」ことであって「骨を伸ばす」ことではないのです。

 

額田医師によると、

「背が伸びる=骨が伸びる」ということである。骨の末端部分に「骨端線」といわれるものがある。この部分は軟骨細胞が集まってできたもので成長ホルモンなどの働きかけによって増殖し、層のように積み重なって骨は伸びるのである。軟骨細胞の原料となるのが肉、魚、卵、チーズなどに含まれるたんぱく質。一方、カルシウムはたんぱく質からできた軟骨の層を石灰化し硬くするためのものだった。つまり、牛乳はカルシウムなどの栄養が豊富で骨にとって必要なものであるが、たんぱく質の面から見ると大量に飲んでも思ったほど摂取量は伸びず、逆に腹が膨れて他のものを食べられなくなることがある。
参照:ぬかたクリニックホームページ

 

 

身長を伸ばすためには、血や肉を作る「たんぱく質」を摂ることが重要なんですね。

 

とは言っても、たんぱく質だけを摂っていればいいわけではありません。

 

カルシウムの成分を活かすには、一緒に「マグネシウム」を摂ることが大切ですし、成長ホルモンに関係して背を伸ばすのに欠かせない「亜鉛」も摂る必要があります。

 

残念ながら「これさえ食べれば身長が伸びる!」という完璧な食品はありません。

 

ですから、栄養が偏らないようにいろいろな食品からバランスよく栄養を摂ることがとても大事なのです。

 

<タンパク質が豊富な食品>

・肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)

・魚類(マグロ、カツオ、ブリ、サンマ、クルマエビなど)

・たまご

・豆類(豆腐など)

・乳製品(牛乳、チーズなど)

<カルシウムが豊富な食品>

・乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)

・海産物(わかめ、しらす干し、ワカサギ、干しえび、うなぎなど)

・野菜(小松菜、切干大根、大根菜、野沢菜、チンゲン菜など)

・大豆製品、ごま(豆腐、油揚げ、納豆、ごまなど)

<マグネシウムが豊富な食品>

・木綿豆腐   ・牡蠣(かき)

・アーモンド  ・ほうれん草

・大豆     ・インゲン豆

・落花生    ・カツオ など

<亜鉛が豊富な食品>

・牡蠣(かき) ・納豆

・和牛もも肉 ・ホタテ

・豚レバー

・豚もも肉

以前息子の朝食はパンが多かったのですが、最近はお米を食べて出かけるようにしています。

 

納豆はあまり得意でない息子ですが、背を伸ばすには納豆がいいよ、って言ったら頑張って食べています。

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お豆腐や油揚げのみそ汁は出番がたくさん増えましたね。

 

身長を伸ばす3大要素~質の良い睡眠

 

「寝る子は育つ」ということわざがありますね。

 

元バレーボール日本代表の益子さんは、

「小学生の頃は夜は8時か9時に寝て、朝は7時に起きる」よく寝る子供だったそうです。

 

「夜しっかり眠ると骨の成長に最も重要な成長ホルモンの分泌がよくなります。つまり、寝る子は育つというのは科学的にも正しいことなんです。」(額田医師)

 

よく言われることですが、特に23時から3時くらいの間に最も成長ホルモンが分泌されますのでこの時間帯にしっかり眠ることが大切です。

 

 

しかし、現在、日本の子供は各年代で平均1時間以上の睡眠不足だということです。

 

文部科学省の学校保健統計調査で11歳の子供の平均身長を10年ごとにみていくと、戦後右肩上がりに伸びていたが、25年までの10年間に初めて減少に転じた。最大の原因は睡眠時間の減少とみられるという。

出典:産経west 

 

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我が家の子供たちを見ていると、宿題の量が半端無く多いです。

 

この宿題をこなすだけでも結構大変な上に、多くの子供たちは塾や習い事で毎日大忙し。

 

就寝時間が遅くなり睡眠時間が少なくなってしまうのもわからなくありません。

 

睡眠時間を今以上に確保するのが難しいなら、せめて睡眠の質を下げないように次のことを注意したいものです。

 

・成長ホルモンは体内の血糖値が高い時には分泌されないので、寝る前2時間以内の夜食は避ける

 

・強い光を浴びるとは睡眠の長さや深さに影響を与えるため、夜間はなるべく強い光を避け、寝る際には部屋をきちんと暗くする

 

 → こちらの記事に質の良い睡眠について書いてありますので参考にしてください。 

 

息子は、夜のDSやゲームをする時間は極力減らすようにして、なるべく早くベッドに入るようにするそうですよ。

 

ゲーム大好きな男子ですが、やはり背が低いままでは嫌なのでしょう。

 

家族みんなの就寝時間が少しだけ早くなった我が家です。

 

身長を伸ばす3大要素~適度な運動

 

「バランスの良い食事」、「質の良い睡眠」と見てきました。

 

身長を伸ばすための3大要素、最後は「適度な運動」です。

 

バスケットボールやバレーボールの選手は大抵背が高いですよね。

 

だからジャンプをする運動をすれば背が伸びると思われがちですが、実際はバスケットボールやバレーボールが他の運動に比べて背を伸ばす効果が高いということはないようです。

 

背を伸ばすのは、身体を「ひねる」、「そらす」、「曲げる」という全身運動なのです。

 

全身運動による刺激で、軟骨に栄養が行き渡り、関節液の循環が良くなり骨の成長を促す効果につながるのです。

 

そして運動することによって適度な疲労感を得られて寝付きが良くなり、深い睡眠の助けになります。

 

それにより骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌につながるのです。

 

 

しかし、昔に比べて現代の子供たちは外で遊ぶ時間が減っていますよね。

 

塾や習い事で忙しいこともありますが、スマートフォンやDSなどのゲームを室内でやる時間が友だちと遊ぶ時間のほとんどを占めている場合もあるほどです。

 

ベネッセ教育総合研究所の「第2回 放課後の生活時間調査-子どもたちの時間の使い方[意識と実態] 速報版 [2013]」によると、今の子供たちの1日の外遊び・スポーツ時間は、

 

・小学生で40.7分
・中学生で17.2分
・高校生で10.8分

 

という驚きの短さになっています。

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外で身体を動かして遊ぶことはとっても気持ち良いのに、とおばさんは思うのですが親の思うとおりに子供はなかなか動いてくれないものです。

 

 

ところで、身体を「ひねる」、「そらす」、「曲げる」という全身運動をしようと考えると、「ラジオ体操」ってよく出来ていると思いませんか?

 

朝のラジオ体操の機会って夏休みくらいしか思い浮かびませんが、毎日の生活に家でも取り入れると子供の運動不足の解消に一役買うかもしれませんね。

 

私も運動不足なので、一緒にラジオ体操をしてみようかな。

 

共通の話題ができれば親子の絆もつよくなりそうですよね。

 

 

身長を伸ばす3大要素の他に大切なことは?

 

これまで見てきたように、子供の身長を伸ばすには「食事」・「睡眠」・「運動」を上手に生活に取り入れることが大切です。

 

でも、それだけで良いかというとそうじゃないんですね。

 

余計なストレスを感じさせない、ということも背が伸びるためには重要です。

 

リラックスできる環境づくりのためには、両親がいつも愛情を持って笑顔で接してあげることが「食事・睡眠・運動」と同じくらい大事なのです。

 

まとめ

 

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中学生の時は背が低くて痩せていた近所の男の子が、高校生になった途端急に身長が伸びて驚いたことがあります。

 

なので、私は息子の身長のこともまだ諦めていません。

 

毎日忙しい中学生ですが、次のことに気をつけて生活することで身長を伸ばしていけたらいいなあ、と思います。

・バランスの良い食事

「これさえ食べれば身長が伸びる!」という完璧な食品はありません。

 

栄養が偏らないようにいろいろな食品からバランスよく栄養を摂ることがとても大事なのです。

 

身長を伸ばすために必要な栄養は・・・・たんぱく質・カルシウム・マグネシウム・亜鉛

 

・質の良い睡眠
23時から3時くらいの間に最も成長ホルモンが分泌されますのでこの時間帯にしっかり眠ることが大切です。

 

今の子供は忙しいです。

 

睡眠時間を今以上に確保するのが難しいなら、せめて睡眠の質を下げないよう寝る前2時間以内の夜食は避けたり、強い光を浴びるとは睡眠の長さや深さに影響を与えるため、夜間はなるべく強い光を避け、寝る際には部屋をきちんと暗くするようにしましょう。

 

・適度な運動
背を伸ばすのは、身体を「ひねる」、「そらす」、「曲げる」という全身運動なのです。

 

運動することによって適度な疲労感を得られて寝付きが良くなり、深い睡眠の助けになります。

 

それにより骨の成長に必要な成長ホルモンの分泌につながるのです。

 

塾や習い事・ゲームで忙しい今の子供たち、ラジオ体操を生活に取り入れるといいかもしれません。

 

・親の愛情
家庭ではリラックスできるように親は笑顔で接してあげるようにしたいものです。

 

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