こんにちは。しいままです。
みなさんは、ご近所さんが入院した場合お見舞いに行かれますか?
このところ、立て続けに近所の方が入院してしまいまして、お見舞いに行くべきか、お見舞いの品は?などと悩むことがありました。
そこで今日は、ご近所さんが入院した場合のお見舞いのマナーやお見舞金の相場などについてまとめてみます。
Contents
お見舞いに行く前に
現代は近所づきあいが希薄になってきているとはいえ、やはりご近所さんが入院したと聞けば無視するわけにはいきません。
まして日頃仲良くさせてもらっていたり、お世話になっているとしたら、すぐにでもお見舞いに飛んで行きたくなりますよね。
でも、急いでお見舞いに行く前にちょっと考えてみてください。
何の病気か、病気の重い軽いに関わらず、弱っている姿を人に見られたくないかもしれないですよね。
近所だからこそ見られたくない、できればお見舞いに来てほしくないって、思う人だっているでしょう。
実際、娘の同級生が今入院していますが、子供たちは、親御さんから学校を通してお見舞いに来ないで欲しいと言われています。
まずはご家族に様子を聞いてお見舞いに行っても良いかどうか確認するといいでしょう。
お見舞いの際の注意点
次にお見舞いに伺う際の注意点について紹介します。
①いきなり行かない
お見舞いに行く日時ですが、あらかじめご家族に連絡して都合を聞いておいたほうがいいでしょう。面会時間内だとしても、検査が入っていたり別の方の面会とかち合ってしまったら相手に不快な思いをさせてしまう心配もありますから。
②長居は禁物
見舞いに来られた場合、相手の方はかなり気を遣うと思います。たとえ引き止められたとしても、長くても10~15分程度でおいとまするようにしましょう。また、他にも入院患者さんがいるのですから、大きな声で話したり笑ったり他の人に迷惑になるような行為はしないように気をつけたいですよね。
③見舞いの服装
面会の際に着ていく服装ですが、派手な洋服は避けたいですね。かと言って、あまり地味だと病人が暗くなってしまうかもしれませんので、清潔感を与えられるような洋服にすると良いかもしれません。
元気な時なら何ともない言動でも、病気の時には神経に障ることもあるかもしれません。
親しき仲にも礼儀は必要だということを承知して伺うようにしたいですよね。
お見舞いの品は何がいい?
お見舞いの品は、花やお菓子・果物(食事制限のない場合)が定番のようです。
しかし注意点もありますので、次にまとめますね。
まず、大きすぎる花束は避けるのが無難です。
大部屋の場合、置き場所を取ると同室の方に迷惑がかかります。
また花瓶を用意したり毎日水を取り替える手間は、看病する人の負担になってしまうこともある、ということを頭に入れておきましょう。
よく言われることですが、「根(寝)つく」に通じる鉢植えや、「死苦」を連想させるシクラメン、葬儀をイメージさせる白い花や菊、花だけがポタリと落ちる椿、ユリなどの匂いの強い花は避けて贈ると良いでしょう。
どんな花が良いかわからない場合は、花屋さんに相談して決めるといいかもしれませんね。
次にお菓子や果物を贈る場合ですが、食べやすく、日持ちするもので同室の患者さんに分けてあげられるようなものが喜ばれるでしょう。
その他のお見舞い品としては、タオルやティッシュなどはたくさんあって困ることはありませんので良いかもしれませんね。
また、暇つぶしのためにマンガや雑誌、ゲームなどといった相手の好きなものを贈ることもあるようです。
入院お見舞金の相場は?
お見舞い品について紹介してきましたが、実のところ一番喜ばれるのは、やはり現金だそうです。
とは言っても、負担に思われないように
「お花屋さんが見つからなくて」「急いでいたから何も買うことができなかったので」など一言添えると相手も受け取りやすいと思います。
また、お見舞金には一般的な相場がありますので相場とあまりかけ離れる事のないように注意しましょう。
近所の方の見舞金の相場は以下のとおりです。
・単なる近所・知人なら3千円
・多少お世話になっている近所・知人なら5千円
・大変お世話になっている人なら1万円
そしてお見舞い金の金額は、不吉な数字を避けるというのは当然ですね。
ちなみに、お見舞いの品を買う場合、この相場と同額程度の品にすると良いと言われています。
お見舞いに行く時私が個人的に気をつけていること
私は病気の人に対して、「頑張って!」という言葉は絶対に言わないようにしています。
というのも、もうずいぶん前のことですが、摂食障害を克服した友人に、「闘病中、頑張って、と言われることが辛かった」という話を聞いたからです。
自分は病気を克服しようと一生懸命頑張っているのに、これ以上何を頑張ればいいの?と思ったそうです。
焦燥感や追い詰められた感が強まったそうです。
心の病気の場合も、体の病気の場合も、けっして楽ではない治療に取り組んでいるはずです。
そんな人に「頑張って!」ということがどれだけ無神経なことか、自分の娘が病気と戦っている今ならよくわかります。
必要とされるなら、自分もそばにいるから「一緒に頑張ろうよ」という気持ちを上手く伝えられたらいいなあ、と思っています。
まとめ
日頃良くしてもらっているご近所さんが入院いたと聞いたら、すぐにでもお見舞いに行きたいと思うのが当然です。
でも、入院している人にすれば、弱っている姿を近所の人に見られたくないかもしれません。
お見舞いに行く前に、ご家族に病状やお見舞いに行っても良いか確認してから伺うようにしましょう。
また、お見舞いに行くときは、
・いきなり行かないこと
・長居はしないこと
・服装に気をつけること
など注意しましょう。
お見舞いの品は、多くの人が悩むところだと思いますが、花やお菓子・果物が定番です。
ただ、花は大きすぎるものや「根(寝)つく」を連想させる鉢植えや、「死苦」をイメージするシクラメンなど、贈り物としてふさわしくない花もありますので注意が必要です。
食べ物は食事制限のある人に贈ることは避けたほうが無難でしょう。そうでない場合は、食べやすくて日持ちのするもの、同室の患者さんにわけてあげられるようなものが好まれるようです。
定番の品以外では、タオルやティッシュはたくさんあっても困ることはありませんし、漫画や雑誌、ゲームなど、相手が好きなものを贈るのも喜ばれると思います。
とは言え、お見舞いの品に悩んでしまう場合、お金を渡すのも失礼ではありません。
実のところ、一番喜ばれるのは現金だそうです。
本当に必要なものを買ってもらえるますからね。
では、ご近所さんが入院した場合、いくら包むのが良いかというと、
相場は、
・単なる近所・知人なら3千円
・多少お世話になっている近所・知人なら5千円
・大変お世話になっている人なら1万円
だということです。
お金を渡す際は、「何かお見舞いの品を…と思ったのですが、よいものを思いつきませんでしたので、お見舞い品のかわりにしてください」などと一言添えて渡すと相手も負担に思わないでしょう。
病気の人は、どんな病気にしても、必死にその病気と戦っているはずです。
そのような人に、私は軽々しく「頑張って!」ということはできません。
そう思うのは、昔病気を克服した友人の「闘病中、頑張って、と言われることが一番辛かった」という一言がとても印象的だったからです。
そして娘が病気になった今、その気持はすごくわかります。
近所に住んでいるのですから、この先もお付き合いは続きます。だからこそ、必要な時はいつでもお手伝いしますよ、一緒に頑張りましょう、という気持ちを伝えられるようなお見舞いの仕方を考えたいものですね。
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