こんにちは。しいままです。
少し前のことになるのですが、私の父の誕生日を祝うために、ロイヤルウイングのランチクルーズに乗船してきました。
たまにしか会えない孫たちと一緒に船の上で誕生日を迎えられて、父は殊のほか嬉しそうでした。
ちなみにロイヤルウイングは、テレビ朝日「相棒 元日スペシャル」(水谷豊さん主演)のロケ地としても使われたんですよ。
私はロイヤルウイングのランチクルーズを利用したのは初めてでしたが、大人も子供も楽しめて横浜観光としてもおすすめなので紹介しますね。
Contents
ロイヤルウイングって何?
日本で唯一のエンターテイメント レストラン船「ロイヤルウイング」は、旅客定員630名様を誇る大型客船。横浜港内を2時間弱かけて運航しております。横浜の美しい景色や夜景をお楽しみいただくとともに、本場中国広東料理や生演奏、テーブルマジックにバルーンアート等、エンターテイメントの数々をご堪能いただけます。
ロイヤルウイングの就航は、2001年3月17日で今年15周年を迎えます。
1日のクルーズは、
・ランチクルーズ 12:00~13:50
・ティークルーズ 14:45~16:15
・ディナークルーズ 17:00~18:50
19:30~21:20
の4回。
ランチやディナークルーズでは、バイキングの他にコース料理もあり、ティークルーズでは手軽にスイーツを楽しめます。
また、船上を貸し切ってのパーテイーや結婚式を海上であげるクルーズウエディングなども可能で、船の上で「特別な時」を「特別な人」と過ごすことができるのが魅力です。
気になる料金ですが、
ランチバイキング ティークルーズ ディナーバイキング
大人 5,500円
小学生 2,300円
幼児 650円
(3歳以上)
大人 2,500円
小学生 1,750円
大人 7,900円
小学生 3,410円
幼児 1,080円
ロイヤルウイングは、食事をしないで乗船だけももちろん可能ですが、せっかくの機会なので美味しいお料理をいただきながらクルーズを楽しんではどうかな、と思います。
ロイヤルウイングはどこから乗るの?
ロイヤルウイングは、横浜の大さん橋埠頭から出港します。
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1-1-4
大さん橋客船ターミナルまでの行き方は以下のとおりです。
◎電車を利用の場合
・みなとみらい線日本大通り駅(県庁・大さん橋)2番出口より徒歩約7分
・JR京浜東北線(根岸線) 関内駅南口より徒歩約20分
◎バスを利用の場合
・市バス 8・58系統「日本大通り駅県庁前」バス停下車 徒歩約7分
・市バス 26系統「大さん橋」バス停下車 徒歩約5分
◎車を利用の場合
・首都高速 湾岸線 横浜公園ランプから約5分
・首都高速 横羽線 横浜公園ランプから約5分
・首都高速 狩場線 阪東橋またはみなとみらいから約10分
車利用の場合、気になるのは駐車場のことだと思うのですが、ロイヤルウイング専用の駐車場はありません。
なので大さん橋国際客船ターミナル1Fにある「大さん橋公営駐車場」を利用することになります。
通常の駐車料金は1時間毎に500円ですが、ロイヤルウイング利用の場合は割引料金が適用されます。
乗船手続きの際に駐車券を提示すると、3時間まで500円 それ以降24時間まで1000円になるのでかなりお得ですよね。
私たちは日本大通り駅から歩いて大さん橋まで行きました。
天気が良かったので、大さん橋までの道のりも楽しく歩くことができました。
次の章では、実際にロイヤルウイングのランチクルーズに乗船した様子を紹介します。
Happy Birthday、じいちゃん!ロイヤルウイング乗船記
乗船まで
私たちがロイヤルウイングに乗ったのは、昨年末。クリスマスが近い12月のことでした。
その日は風が強いものの、とても天気がよく「みんなの普段の行いがいいのね~」なんて言い合っていました。
両親とはみなとみらい線の日本大通駅で待ち合わせしたのですが、実を言うと私日本大通駅で降りるのは初めてのこと。
迷子になって出港に遅れたら大変!と心配症の私は待ち合わせ時間を出港の1時間前にしていました。
でも、駅から大さん橋は道案内の看板に従って行けば間違えることなく着けました。
ロイヤルウイングのホームページでは、徒歩7分と案内していますが、私たちのように写真を撮りながら行くともう少し時間がかかります。
絶対写真は撮らない!と固く誓える人は別として(笑)、少し余裕をもって行かれることをおすすめします。
ターミナルビルに入ると、ロイヤルウイングの乗船手続きカウンターはすぐにわかりました。
出発20分前までに乗船手続きを済ませるように言われていましたので、すでに人が並んでいたカウンターに並んで手続きをしました。
手続きカウンターでは、予約名を告げチケットと食事券を受け取ります。
ロイヤルウイングの予約方法は、
・電話予約
・インターネット予約
・旅行会社経由予約
とありますが、今回私たちはJTBを通して予約してあったため支払いはすでに済んでいました。
予約だけで支払いがまだの場合は、カウンターでの支払いになるようです。
また、今回父の誕生日ということで、オプションのバースデーケーキを電話で注文したのですが、ケーキの支払は手続きカウンターでしました。
乗船してから
ロイヤルウイングへの乗船は、出港20分前から可能です。
11:40分に乗船口に行き、チケットの半券を切り取ってもらい船まで歩いて行きました。
船をバックに写真が撮れる場所にカメラマンがいて、写真を撮れるようになっていました。
カメラマンが撮った写真を後で買うこともできるのですが、自分のカメラでも撮ってもらうことも可能でした。
船の入り口では、スタッフの方が出迎えてくれ席まで案内してくれました。
船の中はこんな感じです。
ランチバイキング
案内された席につくと、まだ出航前でしたが自由に食事を取りに行っていい、というアナウンスが入りましたので、早速お料理の並ぶ場所へ・・・。
なんでも、2015年4月に料理長に就任した雲井遠東料理長は、横浜中華街の華正樓、湘南茅ケ崎の弄堂里(ロンタンリ)で腕をふるった名シェフとか。
「季節の食材、朝どれ野菜の美味しさには、どんな料理もかないません」と語るほど、食材の大切さを考えているそうです。
料理の種類は、ランチバイキングなのでこんなもんでしょう、と思うのですが、麺類・ごはん類がもう少し豊富だったらよかったな、というのが率直な感想です。
でも、美味しかったので文句は言いません!
生演奏とバースデーケーキ
大桟橋を出てしばらくしたら生演奏が始まりました。
日によって演奏内容が変わるようですが、私たちが乗船した日はピアノとアルト・サックスの演奏でした。
時間的には10分ほどと短かったですが、十分楽しませてもらいました。
そして・・・
演奏の最後に、誕生日の父の名前が呼ばれました。
この日は他にも誕生日の方や結婚記念日のお祝いの方がいらして、その方々の名前も呼ばれていました。
演奏終了と同時にローソクに火がついたケーキがテーブルに運ばれてきました。
生演奏の時に名前が呼ばれることやケーキのことは父には内緒だったので、ものすごく驚いていました。
まさにサプライズ!大成功でした。
ケーキの注文は、乗船日の2日前まで予約ができます。 生クリームケーキとチョコクリームケーキの2種類から選べるようになっていて、大きさは3つのサイズから選べました。
今回は4号サイズの生クリームケーキを頼んだのですが、2600円でした。
ちょっと小さいかな、と思ったのですが、バイキング料理をたっぷり食べた後だったのであまり大きくなくて正解でした。
船からの気持ち、ということで小さな袋をいただいたのですが、中には船長の名前が書かれたバースデーカードと横浜霧笛楼のクッキーが入っていました。
父は本当に喜んでいる様子で、子どもと私は目配せして「やったね!」と内心思っていました。
誕生日の父のために作ってくれたバルーンアートの花
デッキに出て
出港して1時間ほどしたら、お腹も満腹になってきて甲板に上がりたくなるのは大人も子供も一緒ですよね。
風が強くてちょっぴり寒かったですが、外の空気は気持ちよかった!
ベイブリッジの下を通る前にアナウンスが入ると、甲板には人がたくさん上がってきました。
空にはカモメが気持ちよさそうに飛んでいてまったりした気分になりました。
本当に気持ちよさそうだったなあ。羽を動かさなくても風にのって飛んでいられるんですね。ちょっとうらやましい気分・・・。
そうこうしているうちに、1時間50分のクルーズの終わりが近づいてきました。
下船15分前になると、お料理の片付けが始まりました。
バイキングに含まれない飲み物、アルコールやソフト度リングなどを注文した場合は、この時にスタッフのかたがテーブルに回ってくるので支払いをしていました。
そして、初のロイヤルウイング乗船は終わりました。
周りのお客さんを見ても、みなさん満足そうな顔をしていたのが印象的でした。
まとめ
いかがでしたか?
今年就航15周年を迎えるロイヤルウイングの様子が少しでも伝わったでしょうか?
ロイヤルウイングのクルーズは1日に4回あります。
今回私はランチを選びました。
ディナーならキレイな夜景が楽しめるかもしれませんが、やっぱり金額的にちょっと厳しいです。
でも、ランチで十分満足です。
太陽の光で波がキラキラしていてとても綺麗でしたよ。
下船時間が14:00ですからその後も引き続き横浜観光を楽しめますしね。
船の上といういつもとは違う場所で大切な人と過ごす時間は思い出深いものになるに違いありません。
機会があればぜひロイヤルウイングのランチクルーズで誕生日をお祝いしてみてください。