こんにちは。しいままです。
先日TBSテレビ『マツコの知らない世界』の中で“卒業ソングの世界”という特集があり、卒業式でどんな曲を歌ったか10代~50代の250人に聞いたアンケート結果や卒業ソングの魅力などが紹介されていました。
番組内では合唱団が卒業ソングを実際に歌っていて、視聴者からは「中学思い出す~」とか「たまに聞くといいね」、「涙腺やばい」など学生時代を思い出し懐かしむ声が相次いでいたそうです。
私はカラオケも好きですが、合唱曲も大好きでCDも持っています。
子供たちが学校で合唱する曲は最近の曲が多いですが、時々昔自分や先輩が歌った曲が歌われると異常にテンションが上がってしまう私です(笑)。
そこで今日は、昔懐かしい合唱曲を紹介していきたいと思います。
『しいままの懐かし編第二弾』はじまりはじまり~(第一弾はカラオケ編)
合唱のための合唱曲
1962年 作詞:大木惇夫 作曲:佐藤眞 『混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」』の第7楽章(最終曲)。 口コミサイト内での合唱曲人気ダントツの1位。多くの人の思い出の曲です。
1978年 館蓬莱作詞 黒澤吉徳作曲 曲のほぼ全体を通し、颯爽と駆ける天馬が快いテンポで曲に表現されていて中学校の合唱コンクールで人気が高い。 馬が空を駆ける様子を想像して歌いました。
1974年年度第41回NHK全国学校音楽コンクール小学校の部における課題曲。 作詞:東龍男 作曲:平吉毅州 ♪らんらららららららららら〜 ♪の所での手拍子が楽しかったです。
中村千栄子 作曲:岩河三郎作曲 伴奏かダイナミックでかっこよかったです。 荒々しい野生の馬を表現するのが難しかったです。
作詞:きくよしひろ 作曲:平吉毅州 TBSのドラマ、3年B組金八先生の合唱コンクールで歌われた曲でもある。
原曲は外国の合唱曲
チェコの国民的作曲家スメタナ作曲「交響詩『我が祖国』」の中の「モルダウ」を合唱に編曲したもの。 合唱版『モルダウ』の作詞者・編曲者は、数多くの合唱曲や吹奏楽曲、校歌などを手掛ける富山県出身の作曲家、岩河 三郎(いわかわ さぶろう/1923-)。 外国に強い憧れを抱いていたのでこの曲大好きでした。
ドイツ・ロマン派の作曲家ロベルト・シューマンによって作曲された1840年の歌曲。『3つの詩』作品29の第3曲。
日本語訳詞:石倉小三郎
フォークソング&ポップスが合唱曲に
1972年年のNHK音楽バラエティー番組「ステージ101」で放送されていたポップス。 作詞:岡田冨美子 作曲:東海林修 昨年、息子が学校の合唱大会で歌いました。 懐かしくて一緒に口ずさんじゃいました。
1971年にリリースされたフォークソング。 作詞:北山修 作曲:加藤和彦 清々しい気持ちにさせてくれる曲です。
1970年代に活躍したフォークソンググループ「赤い鳥」のレコードのB面(1971年)に収録された曲。 作詞:山上路夫、作曲・編曲:村井邦彦 TBS系の「金曜ドラマ」『表参道高校合唱部!』で歌われていて懐かしかったです。
私の思い出の曲
ここまで、私たち40代にとって懐かしい曲を紹介してきました。
実はこの10曲の中には入っていませんが私にとってとても懐かしい曲が1曲あります。
それは、清水凡平作詞・川崎祥悦作曲『若ものたちは』という曲です。
あまり知られていないようですが、私が中学2年生の時、3年生の先輩たちが校内の合唱コンクールで歌いました。
若者たちの未来に向かって生きる決意を力強く歌った曲なのですが、初めて聞いた時、鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
当時は「生きる決意」がどうのなんて考えてこの曲を聞いていたわけではないのですが、先輩たちの合唱の迫力にノックアウトされた感じでした(笑)。
♪「若ものたちは 見る
すがすがしく透きとおる
空の広がりを~中略~
今日から 明日へ
明日から 未来へと」♪
もう一度先輩たちの「若ものたちは」を聞けると思い、卒業式を楽しみにしていたのですが、あの頃は校内暴力が繰り返されていた時代・・・。
私の母校も例外ではなく、卒業式に在校生は出席することができませんでした。
先輩たちの「若ものたちは」を聞くこともかないませんでした。
その後合唱に触れる機会は多々ありましたが、残念なことにこの曲を聴くことはありませんでした。
最近になって、何気なくユーチューブで検索したところ、合唱が入った動画を1件だけ見つけることができてすごく喜んでいます。
合唱の醍醐味って?
合唱の醍醐味って、大勢の人が集まって「ひとつのハーモニー」をつくることが出来るところではないでしょうか。
「ハーモニー」 とは「調和」のことですが、全パートの響きが一致したその瞬間の一体感を得るために人は合唱をするのではないかと思います。
息子の中学校では、合唱に大変力を入れています。
教育の現場に合唱を取りれることによって、個性豊かな生徒たちに調和が生まれお互いを認め合ってひとつのまとまり、団結力が生まれるのではないかと思います。
そして教師はそれを目指しているのでしょうね。
影森中学校の校長だった小嶋は当時、荒れていた学校を矯正するため「歌声の響く学校」にすることを目指し、合唱の機会を増やした。最初こそ生徒は抵抗したが、音楽科教諭の坂本と共に粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって学校は明るくなった。
「歌声の響く学校」を目指して3年目の1991年2月下旬、坂本は「歌声の響く学校」の集大成として、「卒業する生徒たちのために、何か記念になる、世界にひとつしかないものを残したい」との思いから、作詞を小嶋に依頼した。その時は「私にはそんなセンスはないから」と断られたが、翌日、坂本のデスクに書き上げられた詞が置いてあった。その詞を見た坂本は、なんて素敵な言葉が散りばめられているんだと感激した、とラジオ番組への手紙で当時を振り返っている。その後、授業の空き時間に早速ひとり音楽室にこもり、楽曲制作に取り組むと、旋律が湧き出るように思い浮かび、実際の楽曲制作に要した時間は15分程度だったという。
こうして合唱曲「旅立ちの日に」は作られました。
今では卒業式に歌われる合唱曲の定番になっているんだそうです。
歌の力ってすごいなあ、と改めて考えさせられます。
全日本合唱連盟によると、日本は世界の中で最も合唱の盛んな国のひとつだそうです。
合唱団の数は、小・中・高校、大学、職場、ママさんコーラス、一般と合わせて数万に達するとか。
多くの人々が、合唱の醍醐味である「一体感」を求めて日夜練習に励んでいるのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろなサイトで取り上げられ人気のある合唱曲のうち、40代の私たちにとってとても懐かしい曲を10曲紹介してきました。
・大地讃頌 作詞:大木惇夫 作曲:佐藤眞
・空駆ける天馬 作詞:館蓬莱 作曲:黒澤吉徳
・気球に乗ってどこまでも 作詞:東龍男 作曲:平吉毅州
・野生の馬 作詞:中村千栄子 作曲:岩河三郎作曲
・若い翼は 作詞:きくよしひろ 作曲:平吉毅州
・モルダウ 作詞:岩河 三郎 作曲:スメタナ
・流浪の民 訳詞:石倉小三郎 作曲:シューマン
・怪獣のバラード 作詞:岡田冨美子 作曲:東海林修
・あの素晴しい愛をもう一度 作詞:北山修 作曲:加藤和彦
・翼をください 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦
どれも懐かしくてこれを書きながらちょっとウルウルきています。
歌は人を元気にしてくれる薬のようなものですね。
みんなが元気に前向きに生きていくために、やはり歌は欠かせないものだと強く思います。
中学時代、部活にも勉強にも(?)一生懸命だったなあ、私・・・。
あの頃を思い出し、いろんなことに頑張ってみようかな、ってちょっぴり考えているしいままです。